鳥居の前が海・絶景神社【田島神社】佐賀県
呼子大橋は、佐賀県唐津市呼子町と加部島を結ぶ全長728mの斜張橋です。平成元年に開通した、呼子の新たなシンボルとして親しまれています。
呼子大橋の魅力は、なんといってもその美しい姿です。橋脚はハープのような形状をしており、海に浮かぶように優美に佇んでいます。橋の上からは、呼子の街並みや玄界灘の絶景を楽しむことができます。呼子大橋は、車や徒歩で渡ることができ、料金は無料です。
呼子大橋を渡り加部島に入るとほどなく田島神社に至ります。
佐賀県唐津市呼子町の加部島にある田島神社は、古代から海上交通の要所として栄えた島に鎮座する神社です。主祭神は宗像三女神で、玄海の海上守護神として信仰を集めています。
田島神社は、魏志倭人伝の中で倭国本土の最初の地として登場する末盧国(まつろこく)にあたり、大陸への最も安全な渡海ルートの要所でした。そのため、古代から中央政府の重用を受け、肥前国唯一の名神大社(なみじんたいしゃ)に列せられました。
また、田島神社は、松浦氏の祈願所としても知られ、江戸時代には国幣中社に列格しました。現在は神社本庁の別表神社となっています。
田島神社には、源頼光が寄進した鳥居や、元寇の碇石、豊臣秀吉が名護屋城在陣時に使用したとされる太閤石など、歴史を感じさせる史跡があります。また、望夫石(ぼうふせき)と呼ばれる、夫の帰りを待ちわびて石になったとされる伝説の石も有名です。
- 主祭神:宗像三女神
- 社格:式内社(名神大)、旧国幣中社、別表神社
- 所在地:佐賀県唐津市呼子町加部島
- アクセス:呼子港からフェリーで約10分
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