北海道をドライブするときの注意点 2023年ver

北海道大好きです。本州にはない広大な景色と手つかずの大自然。まるで海外のどこかの大陸のような雰囲気です。
広くて、まっすぐで、ほとんど信号がない、という北海道の快適なドライブ。
でもいつもの本州のようなドライブ感覚で行くとえらい目にあいます。
北海道でドライブするにあたり、必需品、注意点をまとめてみました。
早めのガソリン給油
これはなにより大事と思います。
ガソリンのメーターが半分を差したら給油しましょう。
主要な国道を走る場合はそれほどガソリンスタンドに困ることはありませんが、
とくに山間部では、ガソリンスタンドがまったくないエリアはたくさんあります。
また山間部では携帯の電波圏外のエリアもたくさんあります。
つねにガソリン残量を見ながらドライブしましょう。
カーナビでガソリンスタンドの表示ができる場合は常に表示させておきましょう。
早めのコンビニやスーパーでの食料の買い物
北海道のコンビニといえばセイコーマートですよね。
2022年現在、主要な幹線道路ではセイコーマートが街ごとにあるので助かります。
しかし脇道から山間部に入ると民家がないエリアがつづき、そのようなエリアにはコンビニやお店はありません。
「つぎのコンビニで買おう」なんて思っていたら一日中なにもないってこともザラです。
コンビニやスーパーを見つけたら食料補給を心がけましょう。
地元のスーパーは北海道ならではの食べ物やお菓子があるので楽しいです。
コンビニやスーパーを探すには
最近はGoogleマップが非常に便利になってるのでこれをよく使ってます。
Googleマップ以外では、ロケスマというアプリ(無料)を使ってます。
これは食事、買い物、サービスなどジャンルごとにお店を一覧表示してくれるものです。
Googleマップが出たので最近は出番が減ってますがたまに使います。
夕方から夜間は動物が道路を横断するので走らないほうがよい
夕方から夜間はシカや小動物が道路を横断するのでドライブは避けましょう。
自然豊かな北海道ならではの光景ですが昼間でもシカが多い地域があります。
クマも最近は町まででてくることもあります。
動物の多くは夜間に行動することが多いので、できるだけ夜間のドライブは避けたいです。
キタキツネやシカは昼間でもよく見かけます。
カーブを抜けたら道路の真ん中に巨大なシカがいた! なんてことは北海道あるあるです。
特に道路の側面が森林になっている場合は要注意。
森林からシカや小動物が道路に出入りします。
わたしも普通の道路でクマに遭遇してことがあります。
↓↓バイクや自転車の人たちは特に注意しましょう。
本州より1時間ぐらい日が沈むのが早いので早朝のスタートと早めの撤収がオススメ
北海道も秋になると3時、4時ぐらいから太陽が夕暮れチックになってきて、もう日が暮れるよと言ってるように感じます。
実際、5時にはすっかり真っ暗になって写真もとれなくなります。
なので、計画を立てるときは昼間の観光は4時ぐらいに終わらせるぐらいでちょうどよいでしょう。
夕暮れ時から動物が出てきますので5時すぎには行動は終わらせるぐらいでちょうどよいと思います。
その代わりに北海道の朝は早いです。
春ごろでは4時ごろから明るくなります。秋では6時前から明るくなります。
ですので北海道での行動は、早朝にスタートして、夕方には切り上げるのがよいでしょう。
夕方から温泉につかってのんびりドライブの疲れを癒やすのをおすすめします。
カーナビは必須、(Googleマップでも代用可能)
これはもう当たり前ですがカーナビなしで北海道は無理です。
最近はスマホでもカーナビになるので便利ですね。
北海道の田園地帯の夜の道は真っ暗です。明るいのは街だけです。
北海道では、街から街への移動には、真っ暗な林道や平原を延々と走ることが多いです。
街の近くでも10分以上も交差点や案内板がないなんてこともざらです。
山間部では、ずっと信号や看板がないことは当たり前のようにあります。
昼間ならなんとなく景色が見えるのですが、夜は真っ暗ですから、非常に不安です。
ナビがないと現在地もわからず地図を見ても意味がありません。
カーナビやスマホがあれば地図は必要ないかもしれませんが、もしものときに地図も持っていってます。
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USB充電器も必須
最近は、なんでもスマホで情報収集するのでスマホの充電は必須です。
あとカメラのバッテリーの充電もしますので
シガソケットで使える車載のUSB充電器は絶対装備です。

おすすめアプリ ハイタッチドライブ(無料)
ハイタッチドライブは、全国の観光スポットや道の駅などドライブや観光に関するチェックポイント(CP)が地図上に2万カ所以上、配置されていて、到達管理に便利です。無料です。
■ハイタッチドライブの機能
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ドライブのお供におすすめです。
CPには日本の名城や○○百選という名所も収録されていて新たな発見があり日本の文化を学ぶこともできます。
わたしの場合、四国八十八ヶ所めぐりをするときに、初めてこのアプリを使ったのですが、訪問したお寺の一覧表を自動的に作成してくれるので非常にラクでした。一覧の任意のCPのアイコンをクリックすると訪問した日時と地図とルートが出てくるのも非常に便利です。
県ごとの観光名所や道の駅も一覧表示してくれるので便利です。
それぞれをコンプリートするとコンプリートバッジを獲得できます。
コンプリートバッジを集めるのにハマってしまいますよ。
ダウンロード
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【ハイドラCP巡り・関東峠プロジェクト】すべての峠道CP一覧

北海道の冬は10月から始まる
北海道では10月も中旬以降になると高い山では初雪が降ります。
そして10月上旬から通行止めの道路がでてきます。
北海道では「10月から冬」と地元の人から教えてもらいました。
10月にドライブするなら天気予報を毎日見ながら、特に山岳部での積雪情報をチェックしましょう。
平野部でも朝晩の冷え込みで道路が凍結したり氷ができたりします。走行は十分に注意しましょう。
10月も半ばをすぎると深夜や早朝は、道路が凍結したりします。本州の10月のつもりで走っていたら危険です。
できるだけドライブは昼間の暖かいうちにしましょう。
また5月の半ばぐらいまで高い山や山間部に雪が残り、ときどき雪もちらつきます。
雪道に不慣れな場合は5月中旬〜9月下旬までにドライブをするのがよいでしょう。
また当然ですが10月の初雪の頃からはスタッドレスタイヤが必須です
レンタカーではこの10月の初雪のころからスタッドレスタイヤは標準装備になります。
しかしスタッドレスタイヤがあっても雪道に慣れてないのなら雪のシーズンは走らないほうがいいと思います。
参考
日本最北端の宗谷岬がある宗谷の地域を含む道北のエリアは豪雪でも有名で、雪の嵐で視界がゼロ(ホワイトアウト)して立ち往生もあり、現地の人でも「冬の宗谷の方面には行きたくない」と言います。
真冬の北海道は、大雪や吹雪で通行止めや大渋滞が頻繁に発生します。ドライブは予定通りに行かないことまちがいなし。
2023年1月の例↓ 通行止めがいっぱいですね。赤いラインが通行止めです。
地図
メジャーなガイドブック以外のドライブルートなどタイプ別にまとめてみました。
以上、思いつくままに書いてみました。
以下にもロングドライブのテクニックや車中泊の装備品など、まとめていますので参考までに。
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【2019北海道 一周 5400km 紅葉めぐり】もくじ【道の駅、ダム、ハイドラCP巡り】
2016年5月・北海道、一周、山岳地帯、風蓮湖、野付岬、道の駅巡り、3600キロ
【2016年8月・北海道一周】道の駅115箇所コンプリ、温泉、ダムカード、神社、ハイドラCP巡り
【2014年6月北海道・一周6000km, 11日間】礼文,利尻,稚内,積丹,知床,羅臼,根室,豚丼,襟裳,地球岬,室蘭など
2014年10月・北海道、東北ドライブ・5400km、12日間
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