【北海道ドライブ】おすすめルート、好みのタイプ別まとめ 2023-03ver

メジャーな観光地の情報は市販のガイドブックにお任せするとして、今回は、北海道を楽しくドライブできる場所や思わず立ち止まるような景色が素晴らしいスポットなどの、おすすめルートをタイプ別にまとめてみました。

・海沿いの絶景とまっすぐな道とホタテを楽しみたいなら「ホタテライン」

宗谷岬から東海岸を網走方面まで南下するのが「ホタテライン」です。

そのエリアは日本で最大のホタテの産地でもあり、ホタテのグルメもいっぱいあるのも楽しみです。

宗谷から30kmほど南下するとまっすぐで有名な「エサヌカ線」があります。幹線からちょっと左に入る分岐が地味でわかりにくいので行きすぎないように要注意です。

このラインには、赤いサンゴ草、カニのオブジェクトの道の駅、サロマ湖などなど見どころがいっぱいです。

【関連】

地平線とどこまでもまっすぐな道を見ながらまったりする・エサヌカ線【絶景ロード】北海道　2021

【2021年北海道・秋ツアー】サンゴ草　海が真っ赤になる海の紅葉　卯原内サンゴ草群落地　北海道　22021年10月

道の駅 オホーツク紋別 巨大なのカニの爪の朝日バージョンと夕日バージョン　2021年秋

・白い道や氷河で削られた不思議な地形が好きなら「宗谷エリア」

宗谷岬は日本最北端ということで有名ですが、このエリアは他にもたくさん見どころがあります。

まず白い道。ホタテの貝殻で敷き詰められた真っ白な道と利尻島とのコラボが最高です。

そして氷河で削られた地形が平原として見れるのは世界でも珍しいです。

あと、稚内の街には、最北端の稚内駅、水族館、温泉、ノシャップ岬などなど宗谷エリアだけでも見どころ満載です。

【関連】

【絶景ロード】北海道の白い道　宗谷岬の貝殻の道【ドローン空撮】2021年版

【絶景ロード】氷河地形 2019 氷河が削り出した絶景

・海沿いの碧い海とまっすぐロードを楽しみたいなら 「オロロンライン」

小樽や札幌あたりから西海岸にでて日本最北端の宗谷岬、稚内市を目指すのがオロロンラインです。

海沿いのまっすぐな海岸線の絶景ロードです。

主要な幹線道路でもあり、ガソリンスタンドや道の駅も多く安心して走れます。

稚内に近づくと左手に利尻富士を見ながらのまっすぐな絶景ロードになります。

稚内の手前60kmほどの天塩町からは幹線道路から西側に入りオトンルイ発電所の連続風車の絶景ロードもおすすめです。50kmほど周囲にはまったく民家やお店はありませんのでガソリン補給は天塩町で済ませておきましょう。

【関連】

【オロンラインと利尻富士とオトンルイ風力発電】来年2023年4月から建て替え工事が始まる前に見ておこう【2022北海道ドライブ】

【北海道 2021 秋ツアー】ずうっと60kmぐらい信号がなくてまっすぐなオロロンラインと巨大風車20連発のオトンルイ風力発電所

オトンルイ風力発電所から東の平原はサロベツ原野と呼ばれる手つかずの大自然エリアです。まさに北海道ならではの絶景です。

・とにかく広大な大平原とまっすぐな道を楽しみたいなら別海町、中標津(なかしべつ)エリア

北海道を走って最初に驚くのが、道がまっすぐ。信号がほぼない。道が広い。交通量が少ない。シカが道路の真ん中にいる。でしょうか。(笑)

その中でも、特に、東のエリアの別海町や中標津町はとにかく平野が巨大です。

そして、とにかくまっすぐな道が多くて牧草地帯の広々した景色が気持ちよく快適ドライブまちがいなし。

有名な「天に続く道」もこのエリアにありますが、このエリアには何キロもまっすぐな道はいくらでもあります。

時間に余裕があれば幹線よりはずれた田園地帯のまっすぐな絶景ロードを楽しむことをおすすめします。

また別海町は牛の数が人の数より多いことで有名な牧草地帯です。香川県がすっぽり入るぐらいの平野なのです。

中標津の北部には、開陽台があります。ここからの地平線360度パノラマの絶景は日本でもここだけです。

【関連】28kmまっすぐな道「天に続く道」は今回もまっすぐだった【北海道】2021年

【北海道】別海町・中標津町の平原がどれだけ広いか比べてみた、、香川県がすっぽり入るぐらい広い

【ドローン 空撮】開陽台、地平線が丸く見える360度パノラマ、北海道

・長大なワインディングロードと紅葉の絶景なら「帯広・旭川・紅葉ライン」

帯広から北上して北海道のど真ん中の大雪山系を登り、峠越えで旭川に至るルートは、およそ200kmの、なだらかなアップダウンの快適なワインディングロードになります。

秋だと、帯広から山間部に入ると屈指の紅葉絶景ロードに入ります。

ぬかびら温泉郷は真っ赤なモミジがまぶしい。

あと、ここの南にある、冬場に湖の水が減ることで出現するタウシュベツ川橋梁も有名スポットです。

大雪ダムの周辺は湖と紅葉のハーモニーが箱庭みたい。

三国峠からの紅葉の大パノラマは壮大過ぎて言葉も出ません。

ちなみに三国峠の南側には長大な白樺ロードもありますよ。

そして層雲峡は延々と20kmほど紅葉ラインが続きます。こんな規模どこにもありません。

層雲峡からダウンヒルになり旭川に至ります。

旭川は北海道でも札幌についで大きなイメージがあり、旭川駅の周辺の散策をおすすめします。

旭川駅ビルの周辺は、おしゃれな景観と新しいお店が多い印象で、そんなに混雑してなくて、街は広々していて開放感があります。駅の裏側は大きな公園になっていて川と広場の景観が絶景スポットです。

旭川から、さらに北に進めば、主要な街ごとに道の駅があり、さまざまな特産品を楽しみながら、日本最北端を目指すことができます。

幌延町や豊富町は廃駅や秘境駅があるので鉄道ファンにはオススメの場所ですね。

稚内が近づくと無料の高速道路の区間もあるので便利です。

【関連】

層雲峡~紅葉の絶景【空撮】~北海道~2019.10

【絶景ドライブ 100選 #7】三国峠・北海道で最も高い峠 紅葉の樹海【絶景 空撮】2019/10

・ハードなワインディングロードと帯広の眺望なら「日高・帯広・紅葉ライン」

日高町から日勝峠を越えて帯広に至るルートはおよそ150kmの比較的勾配のきつめのワインディングロードになります。

特に、日勝峠は、天候が不安定になることが多く、下界が晴れているのに峠は霧や雨ということもあります。霧が濃いときは、目の前が真っ白になることもあります。ちょうど箱根の峠に似ているかんじです。

峠の東側には帯広の平野を一望できる展望台があり、広大な帯広平野の眺望を楽しめます。

秋の紅葉の季節には、峠の西側のエリアが抜群の紅葉地帯になります。川沿いの平野部は絶景スポットの連続です。

・天国のような絶景とワインディングロードが好きなら「知床ライン」

知床半島を横断する知床半島ラインは峠越えのワインディングロードです。

知床五湖に向かう道は、手つかずの大自然と羅臼の山々の風景がまるで天国のように素晴らしいです。

知床峠では巨大な羅臼山が目前に迫り羅臼の町が遥か彼方に見渡せます。

紅葉の時期、特に夕焼けの時間帯に北側からのアップヒルでは羅臼岳が真っ赤に染まるのが圧巻です。

知床峠から羅臼の方へのダウンヒルは傾斜がきつくヘアピンも多いのでスピード注意です。

羅臼の町では羅臼昆布など豊富な海産物を楽しめますよ。

・広大な牧草地と開放的な海沿いのドライブが好きなら「根室・釧路ライン」

日本の最東端の根室半島には、根室灯台があり灯台ファンでなくとも外せない絶景スポットです。

細長い根室半島ですが意外と広大な牧草地が広がっていて開放感抜群のドライブが楽しめます。

またエスカロップというローカルフードが有名ですのでぜひ食べてみてください。

根室半島から南の海沿いの道は太平洋の日差しの強い光を浴びて明るいかんじがします。

霧多布など断崖絶壁の絶景スポットがいくつかあり海岸好きには楽しみが多いルートです。

また120を超える北海道の道の駅の人気ランキングで10年以上1位の「厚岸グルメパーク」もあります。

厚岸の名産のカキを使ったオリジナル料理がいろいろと楽しめます。

(ここから写真は随時追加していきます〜)

・花が好きなら超有名な「富良野エリア」

富良野はなんといっても「花」でしょう。

6〜7月からの花シーズンは富良野エリアのどこに行っても美しい大雪山系を背景に花たちの共演を楽しめます。

色とりどりの華やかな花畑を見ていると時間を忘れて見とれてしまいます。

・断崖絶壁が好きなら「室蘭エリア」

室蘭の地球岬は、地球岬灯台と展望台があるのですが、周囲は切り立った崖になっていて、その景色は地球ができた当時のようです。

灯台から少し東にいくとトッカリショ展望台がありここからの眺めは特にオススメです。

また巨大で美しい白鳥大橋も絶景スポットです。

その橋のたもとには道の駅があり、目の前に温泉があるのもありがたいです。

露天風呂から眺める白鳥大橋の姿は格別です。夜はライトアップされて昼とはまたちがった美しさがあります。

さらにディープなおすすめ絶景スポット
時間があればぜひ

・真っ白な貝殻でできた「白い道」(宗谷エリア)

・天使が作った湖と山々「オンネトー」(阿寒湖周辺)

・天国の紅葉「大雪高原の紅葉」(大雪山国立公園)

・美しい湖が集まる「阿寒湖エリア」

その他にも数え切れないほどの景勝地がある北海道ですが、今回はその中のほんの一部を紹介しました。

参考になれば幸いです。

以上で紹介したポイントはすべて以下のレポートに含まれています。

【関連】

【北海道をドライブするときの注意点】

北海道ツーリング過去のレポート

【2022北海道ドライブ5000km】もくじ、稚内、知床、根室、帯広、層雲峡、銀泉台、旭川〜

【2021年北海道・秋ツアー】3200kmもくじ】

【2020北海道一周4500km】

【2019北海道 一周 5400km 紅葉めぐり】もくじ【道の駅、ダム、ハイドラCP巡り】

【2018北海道ドライブ一周4000km】 目次

【2017北海道ドライブ一周4000km】もくじ

2016年3月・北海道、帯広一周、ハイドラCP巡り

2016年5月・北海道、一周、山岳地帯、風蓮湖、野付岬、道の駅巡り、3600キロ

【2016年8月・北海道一周】道の駅115箇所コンプリ、温泉、ダムカード、神社、ハイドラCP巡り

2015年9月【北海道】ダム巡り、ハイドラCP巡り

【2014年6月北海道・一周6000km, 11日間】礼文,利尻,稚内,積丹,知床,羅臼,根室,豚丼,襟裳,地球岬,室蘭など

2014年10月・北海道、東北ドライブ・5400km、12日間

・北海道では廃線や廃駅が増えています

北海道では、過疎化や利用客が少ない地域の路線や駅がつぎつぎと廃止されつつあります。

鉄道で旅行される方は早めに行っておかないと、行きたいときには路線や駅がなくなっていたということもあるかも。

北海道のホテル・検索

【関連】

まっぷる北海道

【関連】

【ハイタッチ・ドライブ】電波圏外のチェックポイント取り方

ハイドラのチェックポイント一覧