ダークモードは作業するときに目にいいのか? 結論「よくない」電気代もかかる

ダークモード

ダークモード(暗い背景に明るい文字)のウェブページは長時間見ていると残像が残って疲れる。

果たしてこれが個人的な感想にすぎないのか、それとも目に良いのかどうか、、

さて調べてみました。

 

Positive display polarity is advantageous for both younger and older adults

による実験の結果では

視力検査と校正作業により、若い成人と高齢者の正極性(明るい背景に暗い文字)が有利であることが明らかになりました。

明るい背景に暗い文字を使用すると読みやすくなり、観察者の年齢に関係なく強く推奨されます。

とのこと。

論文では、ダークモードのことを「ポジティブ・ディスプレイ極性」というんですね、堅苦しいぞ。

さらに続々とでてきました。

 

How display polarity and lighting conditions affect the pupil size of VDT operators

 

この研究では、生理的指標と心理的指標の両方を使用して、

ポジティブ ディスプレイ極性 (明るい背景に暗い文字) を使用する CRT が、ネガティブ ディスプレイ極性 (暗い背景に明るい文字) を使用するものよりも人間工学的に VDT オペレーターに適している

ことを確認しました。

瞳孔サイズの違いと、視覚タスクを実行中の視覚的快適性の主観的評価を、6 つの実験条件 (3 つの異なる照明レベルでの 2 つの CRT ディスプレイ タイプ) で調べました。

さまざまな照明レベルでポジティブ ディスプレイを使用した場合、瞳孔の直径は大きな影響を受けませんでした。また、すべての照明条件で、視覚的なターゲット、つまり CRT ディスプレイ、スクリプト、およびキーボードを表示したときに、ポジティブ ディスプレイによって瞳孔径の差が小さくなりました。

VDT オペレータとはVdei Display Terminal Operatorようするにディスプレイ画面を見ながら仕事する人たちのことで、パソコンを使ったり専用端末やスマホなど使う人が該当するでしょう。

 

 

Smaller pupil size and better proofreading performance with positive than with negative polarity displays

 

明るい正極性ディスプレイ(明るい背景に暗い文字)は瞳孔を小さくし、読み取りを改善する鮮明な網膜像をもたらす。

正極性ディスプレイを推奨します。

 

 

Effects of ambient illumination, contrast polarity, and letter size on text legibility under glance-like reading

 

デジタル ディスプレイの読みやすさに関する最近の研究では、「プラス極性(明るい背景に暗い文字)の利点」が実証されており、白地に黒のテキスト構成は、マイナス極性の黒地に白のテキスト構成よりも読みやすくなっています。

実験の結果、単語を正確に読むのに必要な時間として定量化された読みやすさのしきい値が、

暗い周囲照明の下で負の極性(暗い背景に明るい文字)構成で最もパフォーマンスが悪い。

逆に、正極性条件(明るい背景に暗い文字)は、すべての条件で、読みやすさが向上した。

 

というように、やはりダークモードよりは普通のが読みやすいのですね。

電気代はダークモードは得なのか

また、ダークモードが省エネになるのかどうか考えてみると

液晶の構造により、黒くするほうが電気代がかかる。

です。

以上のようにダークモードは、あんまり意味がなさそうです。

 

 

 

 

 

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