今日はマイナーSQの日「マイナーSQの日は下がる」は本当か
SQについて
■メジャーSQの日は日経平均が上がりやすい(信頼度90%)
3、6、9、12月の第2金曜日がメジャーSQ
先物と現物の両方が清算される。
このときは、3ヶ月分の売りポジションの買い戻しが起きるので、相場は上昇しやすい。
■マイナーSQがある週(月~金)は日経平均が下がりやすい(信頼度99%)
毎月の第2金曜がマイナーSQ
現物のみ清算される。
現物のみの清算ということは、相場は下げやすい。
■日経平均は算出方法にやや難があるため、株価が高い一部の銘柄の影響を受けやすくなっています。特にファーストリテイリング、ファナック、ソフトバンクの上位3銘柄だけで構成比が2割もあり、こういった一部の構成銘柄の価格が動くだけで先物や上場オプション取引の清算に用いられるSQ値が大きく動いてしまいます。このため、SQ当日の日経平均構成上位銘柄には様々な思惑をもった売買も出やすくなります。だから、SQ当日の寄り付きは、裁定取引解消のための売買と思惑売買で波乱が起こりやすく、その日の値動きも荒れやすいのです。また、先回り取引があればSQの数日前も値動きが荒くなると考えられます。
出典こちら
ということで、今日は1月のSQ、つまりマイナーSQの日で現物のみ精算される。
「マイナーSQの週は下げる」はほんとうだろうか。
そこで日経平均に連動するETFを見てみる。
たしかに、今週は乱高下している。
月曜、火曜と5日線の下まで下げて、そのまま下げるかと思ったら水曜に大きく反発して25日線まで回復。
しかし翌日には、また下げに転じて、本日、急落。
ということで、今回、「マイナーSQの週は下げる」は当たりです。
今回から検証結果を集計していきたいと思います。
結果
「マイナーSQの週は下げる」
当たり1回
・・・
特にファーストリテイリング、ファナック、ソフトバンクの上位3銘柄だけで構成比が2割もあり、こういった一部の構成銘柄の価格が動くだけで先物や上場オプション取引の清算に用いられるSQ値が大きく動いてしまいます。
ということでこの3つの銘柄を見てみます。
ファナックは急落
ソフトバンクは下げていますが下げ幅はたいしたことがないです。ソフトバンクで気になるのは買いが780万株に対して売りが32万株と、買いが圧倒的に多いです。
ファーストリテーリングは急反発しています。
ということで個別はまちまちでした。
以上です。