【四国八十八ケ所巡り】 79番 天皇寺(香川県) 2014年5月訪問

天皇寺(てんのうじ)は、香川県坂出市西庄町八十場にある真言宗御室派の寺院。山号は金華山。過去の経緯から院号の高照院(こうしょういん)で呼ばれていたこともある。本尊は十一面観世音菩薩。四国八十八箇所霊場の第七十九番札所。

境内は崇徳上皇を祀っていた白峰宮に隣接し、白峰宮が崇徳天皇社であったときその別当寺であった。 現在は、崇徳上皇を祀ってはいないが歴史的経緯から天皇寺の名称を持つ。

本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

ご詠歌:十楽(じゅうらく)の浮世の中をたずねべし 天皇さえもさすらいぞある

納経印:当寺本尊、奥之院摩尼珠院

伝承によれば、古代に南海の大魚を退治しに向かった讃留霊王ら88人の兵士が大魚に船を呑まれて倒れたとき、横潮明神が金山の麓にある泉の水を持ってあらわれ、その水を兵士に飲ませた。すると、全員が命を吹き返して助かったという。それからこの泉は「八十場(やそば)の霊水」と呼ばれるようになったという。(弥蘇波から転じたとの説もある)

 

伽藍

三輪鳥居:扁額は「崇徳天皇」が掛かり、「享保19年(1734年)衆力合成惣 氏子中 現住 法言代」と柱に刻まれている。
本堂:2016年2月17日より1年間、本尊と脇仏日光月光菩薩は本坊にて御開帳された。本尊の中には伝弘法大師作の十一面観音が胎内仏として納められていると云われている。正面表には「金剛界説法」裏には「胎蔵界説法」の扁額が掛けられ、両方で参拝するようになっている。
大師堂:大師像の拝観は不定期、基本的には無し。
地蔵堂
金比羅祠(大物主大神、そしてオオナムチノミコト)
摩尼珠院大師堂(神社側)
稲荷堂
茶堂
本坊
衛士坊の坂(えじぼうのさか):三ツ鳥居から塀沿いに北へ下る坂で、当地に幽閉された崇徳上皇を監視する国府の衛士が毎日この坂道を通っていた。

宿坊:なし
駐車場:境内に普通車用が200円であり。

 

鉄道

四国旅客鉄道(JR四国)予讃線 八十場駅 (0.4km)

道路

一般道:香川県道33号高松善通寺線 八十場駅 (0.4km)
自動車道:高松自動車道・瀬戸中央自動車道 坂出IC (5.4km)

 

四脚の赤い鳥居をくぐり、正面奥は白峰宮であり、その手前を左に行くと天皇寺の本堂とその左に大師堂がある。右の門を入って行くと本坊がありその右側に納経所がある。白峰宮本殿の向って右を通り境内を通り抜け裏に通ずる車道を500mほと行くと八十蘇場の清水と地蔵堂がある。

 

【関連記事】

四国八十八ヶ所巡り ドライブ難易度ガイド(結願済)

四国のホテルと宿【楽天トラベル】

四国八十八ヶ所巡り【関連書籍一覧Amazon】

おすすめ

Translate »
▶まずはお得なクーポンをチェック【楽天トラベル・割引クーポン】
▶レンタカーとセットにするともっと安くなる【楽天トラベル・レンタカー】
▶高速バスで格安ツアー【楽天トラベル・高速バスチケット】最安値検索