【四国八十八ケ所巡り】 83番 一宮寺(香川県) 2014年6月訪問

一宮寺(いちのみやじ)は、香川県高松市一宮町にある真言宗御室派の寺院。四国八十八箇所霊場の第八十三番札所。讃岐国一宮の田村神社に隣接する。本尊は聖観音。

本尊真言: おん あろりきゃ そわか
ご詠歌: 讃岐一宮(さぬきいちのみや)の御前(みまえ)に仰ぎきて 神の心を誰(たれ)かしらゆう
納経印:当寺本尊、地獄の釜参拝記念印

寺伝によれば、義淵により法相宗の寺院として大宝年間(701年 – 704年)に建立され、年号にちなみ大宝院と称したと伝えられる。そして、和銅年間、諸国に一の宮が制定された際、讃岐一宮・田村神社の第一別当として行基が堂宇を改修し一宮寺と改めたという。その後大同年間(806年 – 810年)に空海(弘法大師)が伽藍を整備し、106cmの聖観世音菩薩像を刻んで安置し、真言宗に改宗した。

伽藍

山門(仁王門)
本堂:毎年8月10日午後6時より千日会で、前立本尊の開帳がある。
大師堂:奥に鎮座する大師像を拝顔できる。誰でも予約なしで写経体験ができる(午前9時〜午後4時)。毎年7月土用丑日きゅうり加持。大扉には大宝院の大が刻まれている。
護摩堂:近年新築され、不動明王像を拝顔できる。毎月28日午前10時より護摩焚き催行。
菩薩堂:阿弥陀如来と二十五菩薩を祀る。
納骨堂舎利羅:2020年12月落慶。鉄筋コンクリート。

薬師如来の祠

薬師如来の祠:地獄の釜の煮えたぎる音がする祠で悪いことをした人が頭を入れると抜けなくなると云われている。
一宮御陵:三基の石塔。孝霊天皇・百襲姫命・五十狭芹彦命のものとも云われている。
句碑:忠司「香煙のときに燃えたち夕遍路」が一宮御陵の後にある。
西門:駐車場からの入口。

通常は仁王門とは反対の裏側にある西門の前に駐車場があるので、そこから入っていくと本堂左手に至り、大師堂は本堂の右側にあり、護摩堂は大師堂の左にある、納経所は本堂から仁王門に向かうと左手にあり、鐘楼は右手にある。一宮御陵は手水舎の背後にある。

宿坊:なし
駐車場:あり、無料

平地の街なかにあるのでアクセスは容易です。

 

 

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