A=432Hzの謎、リラックス、瞑想に良さそうだ、脳の周波数との関係
現在の音楽では音階の「ラ(A)」の音は440Hzを使っている場合が多いが、
古き時代にはA=432Hzが使われていた。
なんでかな、とちょっと計算してみた。
432Hzは以下のように脳がリラックスした状態の13Hz以下での約数が多い。
実に2,3,4,6,8,9,12が約数になっている。
リラックス状態の誘発または維持によさそうだ。
脳波
脳波の種類 | 周波数(振動数) | 分類 | 特徴 |
δ波 | 0.5~4Hz | 徐波 | 深い睡眠時(REMではない)に現れる |
θ波 | 4~8Hz | 浅い睡眠時に現れる | |
α波 | 8~13Hz | 没頭、瞑想時など覚醒状態ではあるが意識があまりない状態 | |
β波 | 14~30Hz | 速波 | 覚醒時、心配事、イライラなどの状態 |
γ波 | 30Hz以上 | 怒ってる状態 | |
紡錘波 | 12~14Hz | θ波と混在、薬物睡眠でも出現する。中心・頭頂部優位に現れる |
・モーツァルト
モーツァルトが使った音叉が1780年のものとしてある。
これは21.6Hz
これを20倍すると432Hzになる。
モーツァルトがA=432Hzを使っていたと推測できる。
・ベルディ
自分の作曲したレクイエムをA=435Hzで演奏するよう指定した。
・内臓、地球、太陽、水の周波数
地球の振動数(シューマン共振数)は変動するが周波数は7.83 Hz(一次)、 14.1 Hz(二次)、 20.3 Hz(三次)
なにかを乗じても432Hzと異なる。
太陽は、142Hzの倍数に近い。
・世界基準
1859年のパリでの会議、1885年のウィーンでの会議で定められたA = 435 Hzを標準としていた。
1939年にロンドンで行われた国際会議で440 Hzとされた(通常 “A = 440 Hz” か “A440” と記される)。しかしベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団では A = 444〜445 Hzが基準とされている。
現在の日本ではオーケストラや演奏会用のピアノは A = 442〜443 Hzとなる場合が多い。
参考
https://karapaia.com/archives/52242150.html
https://tabi-labo.com/156689/music-a432
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%AB%98
https://kanri.nkdesk.com/naika/nouha.php
https://www.aihara.co.jp/~taiji/browser-security/js/equal_temperament.html