トイレの消臭剤を自作しよう、クエン酸と料理酢とどっちがいい? 作り方は?
クエン酸がトイレの消臭剤として適している主な理由は、以下の2点に集約されます。
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アンモニア臭の中和作用(化学的な消臭) トイレの嫌な臭いの主な原因は、尿に含まれる尿素が分解されて発生するアンモニアです。アンモニアはアルカリ性の性質を持っています。 一方、クエン酸は酸性の物質です。酸性のクエン酸とアルカリ性のアンモニアが混ざると、化学反応を起こして中和され、臭いのない物質に変化します。これにより、臭いの元から根本的に消臭することができます。これは、香りをごまかす「芳香」ではなく、臭いそのものを消す「消臭」のメカニズムです。
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アルカリ性の汚れ(尿石など)の除去 トイレの黄ばみや輪ジミ、便器のフチ裏などにこびりつく「尿石」は、尿の成分が固まったものであり、これもアルカリ性の汚れです。尿石自体も臭いの原因となることがあります。 クエン酸は酸性であるため、このアルカリ性の尿石を溶かして除去する効果があります。汚れを落とすことで、臭いの発生源をなくし、消臭効果を高めることができます。
さらに、以下の点もクエン酸が適している理由として挙げられます。
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安全性と環境への優しさ: クエン酸は食品にも使われる天然由来の成分であり、人体への安全性が高く、環境にも優しいという特徴があります。塩素系漂白剤などと異なり、有害ガス発生のリスクが少ない(ただし、混ぜてはいけないものもあるため注意は必要)です。
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抗菌作用: クエン酸には雑菌の繁殖を抑える効果も期待でき、これも臭いの発生を予防する助けとなります。
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コストパフォーマンス: 前述の通り、希釈して使用することで非常に安価に抑えることができます。
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酸っぱい臭いが少ない: クエン酸自体は酸性の物質ですが、お酢のようにツンとした強い臭いは少なく、ほとんど無臭に近いため、香りを邪魔せず、快適に使うことができます。
これらの理由から、クエン酸はトイレの消臭剤として非常に有効であり、安全で経済的な選択肢と言えます。
トイレの消臭にクエン酸パウダーを使う場合、一般的なスプレーとして使用するなら、水200mlに対してクエン酸小さじ1杯程度が目安になります。これはおおよそ1%強の濃度にあたります。
より具体的な割合としては、以下の情報が参考になります。
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水200mlに対してクエン酸小さじ1/2〜1杯 (約1%〜2.5%)
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水500mlに対してクエン酸大さじ1〜2杯 (約1%〜2%)
消臭だけでなく、尿石などの軽い汚れを落とす目的であれば、この濃度で効果が期待できます。
ポイント:
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スプレーボトルに入れてよく混ぜて溶かします。
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クエン酸水は日持ちしないため、2〜3週間以内に使い切る量を作るようにしましょう。
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濃度が高いと手が荒れる可能性もあるので、心配な場合はゴム手袋を使用してください。
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頑固な汚れには、水とクエン酸を「小さじ1:大さじ3」の割合で混ぜたペースト状にして使う方法もありますが、消臭目的であればスプレーで十分です。
料理酢をトイレの消臭に使う場合、一般的には水で薄めて「酢水スプレー」として使用するのがおすすめです。
具体的な割合としては、以下の情報が目安になります。
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お酢と水を1:4の割合で混ぜる (レタスクラブ)
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お酢と水を1:2〜3の割合で混ぜる (おそうじ本舗 中津川店、さきたま清掃社)
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お酢と水を1:1の割合で混ぜる (省エネの達人 企業編、マイ大阪ガス)
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お酢を2〜3倍の水で薄める (kufura)
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お酢を同量の水で薄める (Kajily – ベアーズ)
このように、目安となる濃度は幅がありますが、おおむねお酢1に対して水が1〜4くらいの割合が推奨されています。
消臭目的であれば、1:2〜4程度の薄めの割合でも十分効果が期待できます。 もし、尿石などの軽い汚れも一緒に落としたい場合は、お酢の割合を少し多めにしても良いでしょう(例:1:1など)。
ポイント:
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ツンとしたお酢の匂いが気になる場合は、水で薄めることで和らげられます。ハッカ油などのアロマオイルを数滴加えるのもおすすめです。
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スプレーボトルに入れて使用すると便利です。
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クエン酸水と同様、酢水も日持ちしないため、1〜2週間程度で使い切れる量を作るようにしましょう。特に暑い季節は劣化が早まることがあります。
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金属部分にかかると変色やサビの原因となる場合があるので、スプレーする際は注意し、すぐに拭き取るようにしてください。
料理酢がトイレの消臭剤として適している理由は、クエン酸と共通する部分が多く、主にその酸性という性質にあります。
主な理由は以下の通りです。
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アンモニア臭の中和作用(化学的な消臭) トイレの不快な臭いの元となるのは、尿に含まれる成分が細菌によって分解されて発生するアンモニアです。アンモニアはアルカリ性の物質です。 料理酢(食酢)の主成分は酢酸という酸性の物質です。この酸性の酢酸が、アルカリ性のアンモニアと化学反応を起こして中和し、臭いのない(または臭いの弱い)物質に変化させます。これにより、臭いを根本的に除去する効果が得られます。
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アルカリ性の汚れ(尿石など)の除去 トイレの黄ばみや便器に付着する尿石は、尿の成分が固まったものであり、こちらもアルカリ性の汚れです。これらの汚れ自体が臭いの原因となることもあります。 料理酢の酸性成分は、このアルカリ性の尿石を溶かし、汚れを落としやすくする効果があります。汚れを取り除くことで、臭いの発生源を減らすことにもつながります。
さらに、以下の点も料理酢が適している理由として挙げられます。
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安全性と環境への優しさ: 料理酢は食品として使われるものであり、人体への安全性が高く、環境にも負担をかけにくいという特徴があります。強い化学物質を使うことに抵抗がある方にとっては良い選択肢です。
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抗菌作用: 酢酸には雑菌の繁殖を抑える抗菌作用があると言われています。これにより、臭いの原因となる雑菌の増殖を抑制し、消臭効果を高めることが期待できます。
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入手しやすさと経済性: 料理酢はスーパーやコンビニなどどこでも手軽に入手でき、価格も比較的安価です。日用品として常備している家庭も多いため、思い立った時にすぐに使えるメリットがあります。
ただし、クエン酸と異なり、料理酢には特有の「ツンとした酢の匂い」があります。この匂いが気になる場合は、使用後にしっかり換気をするか、アロマオイルなどを加えて香りをマイルドにする工夫が必要です。しかし、その酢の匂いも揮発性が高く、時間が経てば消えるため、一時的なものです。
市販の消臭剤とコストを比較するとどうなる
クエン酸と料理酢と、一般的なトイレ用消臭剤の価格を比較してみましょう。
1. 自家製消臭剤のコスト(1リットルあたり)
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1%クエン酸水溶液: 10円/リットル(クエン酸1kg1000円の場合)
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希釈した料理酢(例:1:2希釈、1L300円の酢を使用): 100円/リットル
2. 市販のトイレ消臭剤の価格帯
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置き型タイプ(400ml程度): 250円~500円程度が多いです。
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例:「トイレの消臭元」「消臭力」など、1個(400mL)で250円〜450円程度。
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ファブリーズのトイレ用消臭剤は、もう少し高めで700円前後〜となることもあります。
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大型のビーズタイプなどで400g〜700g程度で300円〜500円くらい。
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スプレータイプ(280ml〜365ml程度): 250円~400円程度が多いです。
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「トイレその後に」「消臭力スプレー」など。
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1滴消臭元などのコンパクトタイプ(20ml程度): 200円~350円程度。
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つけかえ用: 本体よりも少し安くなる傾向がありますが、それでも1個あたり200円~500円程度はします。
比較と考察
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圧倒的に安いのは「クエン酸水溶液」 クエン酸を1kg1000円でまとめ買いし、1%水溶液として使う場合、1リットルあたりわずか10円という破格の安さになります。市販の消臭剤の10分の1以下のコストで済む計算です。
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料理酢も市販品より安い傾向 料理酢を希釈して使う場合でも、1リットルあたり60円〜100円程度なので、市販の置き型消臭剤(400mlで250円〜500円)と比較しても、断然コストを抑えられます。市販品をミリリットルあたりの単価で考えると、1mlあたり0.6円〜1.25円程度(250円/400ml=0.625円/ml、500円/400ml=1.25円/ml)となり、1リットルあたりに換算すると625円〜1250円となるため、自家製の方がかなり経済的です。
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手軽さ・手間 vs コスト 市販の消臭剤は、すぐに使えて手間がかからないのが最大のメリットです。香りの種類も豊富で、デザイン性も考慮されています。 一方、クエン酸や料理酢を使う方法は、自分で希釈する手間がかかりますが、その分コストを大幅に抑えられ、化学物質の使用を減らしたいという方には特に魅力的です。
まとめ
トイレの消臭剤としてコストパフォーマンスを最優先するならば、クエン酸をまとめ買いして1%水溶液を作るのが最も経済的です。料理酢も市販品に比べて安価ですが、クエン酸には及びません。
手軽さを取るか、コストと環境への優しさを取るかで、選択肢が変わってくるでしょう。
Amazonだとクエン酸は1kgで700円台でありますよ。なのでかなりコスパいいですね~



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