Super GT300 最終戦・決勝(富士) スバル BRZ シリーズチャンピオン おめでとう
スバルBRZ
昨日の予選でポールポジションという幸先のいい条件。
ここまでのシリーズ、数々のサーキットで予選ポールポジションは半分ぐらいがBRZというポテンシャルの高さがわかりますね。
ここまでのポイントランキングでもスバルがトップ。
しかし2位とのポイント差は5ポイントしかないので油断はできません。
マークすべきは、55,56,244号車までがポイント差では要注意となります。
5位以下は20ポイント差があるので逆転はかなりむずかしい。
ちなみにレースで獲得できるポイントは以下になっています。GT300/500共通。2021年。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
20 | 15 | 11 | 8 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
レースの様子は以下でライブ配信されていました。いまも見れると思います。
ライブではオンボードカメラの映像が見れました。
プロのドライバのテクニックがすごいことがわかりますね〜
ポールポジションからスタートして順調にトップで周回を続けマージンも広げました。
しかし7周目にセーフティーカーが入りマージンがチャラになり、また、タイヤが冷えてしまってバランスが乱れました。
22周めで60号車スープラに抜かれて2位。60号車は優勝とは関わらないので気にしないでよいと思います。スープラは富士がトヨタのサーキットということもあり速いのかも。
27周目にピットイン。
28、29周目あたりはタイヤを温めながらの走行で順位が下がり、30周目の段階で14位。
しかし、周回を重ねる間に他のチームもピットイン。
33ラップでGT500クラスが絡み始めて11位に浮上します。ここらスリル満点。スーパーGTは300と500の両方が同時に走行するので、それにの絡みもみどころです。
36ラップで、10位スバル、そのうしろの3台がチャンピオン争いの55,56,244号車の3台ということになり、ライバルたちはようすを伺いながらスバルにぴったり付いていくという作戦のようです。
要するにライバルたちは表彰台よりもスバルの前に行くことが大事なので無理して表彰台はねらわない作戦なのでしょう。背後から虎視眈々とチャンスを伺っている模様です。
ドライバの山内選手は背後のライバルたちのプレッシャーの中、抜かれないようにしつつペースを守って周回を続けます。
その後53ラップで5位まで浮上。
55ラップで4位。ここらでまたGT500が絡みはじめました。
ライバルは背後に56号車がぴったり着いたままですが、この順位のままだとスバルはシリーズ優勝確実です。
目の前を走るのは4号のAMG初音ミクです。
ミクにはずっと同じペースで走っているかんじで、後ろのライバルを抑えつつ、ミクからも離れないという絶妙のドライビングだと思いました。なにせこのままゴールするだけでシリーズチャンピオンですから無理はする必要がないのです。
ミク号はストレートが速いのですがBRZがコーナーで追いつくというスバルのお家芸で、コーナリング速度の高さで第三セクターが速く余裕のペース配分に見えました。
そして60ラップ、中盤の左ヘアピンでミク号がGT500と絡んでGT500とミク号が接触??
ミク号は大きくアウトに流れてしまいインが空いた隙きを突いてBRZがパス。
ついに3位に浮上しました。
チャンスが転がり込んできた強運もあったと思いますが、それをものにする山内さんもさすがです。
そしてファイナルラップ61周目を無事に走り終えてゴール。
シリーズチャンピオンになりました。
㊗️🎉おめでとうございます🎊㊗️💯🏆🥇
井口選手、山内選手、男泣き
MCの結川愛寿加さん、もらい泣き
1番ポーズ、全員集合、記念写真㊗️🎉🎊㊗️💯🏆🥇
それにしてもエンジンのEJ20は1988年にデビューして30年も経過したエンジンなんですけど
いまだにポテンシャルが高いことを証明しましたね〜
EJ20乗りとしてはうれしいかぎりです。これからも乗り続けようっと。