IronWolf(アイアンウルフ)とBarraCuda(バラクーダ)ちがい、高速ならIronWolf、バックアップならBarraCuda【HDDの選び方】

SeagateなどのHDDに書かれてあるIronWolfとBarraCudaの違いを調べました。
IronWolf
書き込みはCMR (Conventional Magnetic Recording)従来方式なのでランダムアクセス可能。
高速アクセスが必要な用途向き。
耐久性が高い
24時間運用可能
耐熱性が高い
ちなみにIronWolfを直訳すると鉄の狼。
BarraCuda
書き込みはSMR(Shingled Magnetic Recording)方式なのでシーケンシャルな書き込み。
キャッシュメモリを利用して書き換えることで大容量化する。
キャッシュメモリを使い切ると大幅に遅くなる。
シーケンシャルな書き込み方式であり過去の磁気テープと同じくバックアップ用途に向く。
逆にランダムアクセスを要するOSやデータベースには不向き。
低価格
速度はCMRより遅い傾向。
大量に一気に書き込むバックアップ向け。
ちなみにBarraCudaは魚。
以上のことから
ばりばり仕事をする人や24時間運用するサーバーなど高速アクセスが必要ならIronWolf。
バックアップ用に遅くてもいいから大容量で安いのがほしい人はBarraCuda。
ただし、このような指摘もある→「書き込みが連続、高密度かつ大量に発生するようなシーケンシャルバックアップ用途には向かない」Wikipedia
これだとSMRは何に使えるのかわからなくなる。
ということでわたしは従来方式のにします。
価格チェック Amazon【 HDD価格一覧】
参考
https://www.pro.logitec.co.jp/houjin/usernavigation/hddssd/20190207/
Wikipedia