GT7【考察】足回りのセッティングだけでPPを計算するのは無意味という説

現在のGT7は、足回りのパラメーターを変えるとPPが変更される。
これって現実的なのかな。
現実の世界では足回りはサーキットごとに適切なものにしていく。
たとえば、コンパクトでコーナーの多い、つくばサーキットに最適なセットアップであっても、ハイスピードコーナーが多く直線の長いニュルブルクリンクには最適ではない。逆も同様。
またアスファルトのセッティングとダートのセットアップもまったくちがうものになる。
もっというと、路面のグリップ状況や気温や天候によっても最適なセッティングは変わるから、それらも考慮しないといけない。
そういう条件も考慮しないとPPの数値は無意味だと思う。
となるとPPの計算には少なくとも以下は考慮すべき。
・サーキットの条件 (直線の長さ、コーナーの半径や傾きなど)
・路面のグリップの条件(気温、湿度、舗装のタイプ、ダートなら土の種類など)
・その日の天候(晴れ、雨、小雨、雪)
・戦略(直線重視のセットアップにするのかコーナリングにフォーカスするのかなど)
しかし、このような条件には天候や戦略など毎回変化するものが含まれていて再現性がないから、固定したPPとして計算することは絶対に無理。
となると、再現性があるパラメーターだけでPPを計算するしかない。
・解決方法
もしPPを恒常的な数値として計算したいのであれば、
重量とエンジンの出力特性ぐらいがパラメーターとしては適切だろう。
なぜならそれらは実験室の中で繰り返し再現できる数値だから。
・・・現状のバージョン1.15のPPと足回りのセットアップの関係
ギヤ比はPPには反映されなくなっている。
LSDは、なぜか減速時の数値だけはPPには反映されない。
それ以外はPPに影響する。