辛いものを食べるときのオススメ飲み物、牛乳、アイス、ヨーグルト、ラッシー、その理由

以下に世界の辛味スパイスの性質をまとめました。

 

世界の辛味スパイス一覧表

スパイス名 原産地 辛味成分 脂溶性 主な用途 その他の特徴
唐辛子 メキシコ カプサイシン カレー、タコス、キムチなど 辛さの度合いは品種によって様々
ハバネロ メキシコ カプサイシン サルサ、ワカモレなど 世界一辛い唐辛子として知られる
四川山椒 中国 サンショオール 麻婆豆腐、担々麺など 痺れるような辛味と独特の香り
コリアンダー 東南アジア リナロール カレー、スープ、サラダなど 爽やかな柑橘系の香り
クローブ インドネシア オイゲノール ガラムマサラ、チャイなど 芳醇な香りと刺激的な辛味
クミン インド クミンアルデヒド カレー、タンドリーチキンなど 土のような香り
ターメリック インド クルクミン カレー、ライスなど 黄色い色素とほのかな苦味
ブラックペッパー インド ピペリン 肉料理、パスタ、サラダなど 芳醇な香りと刺激的な辛味
チリペッパー メキシコ カプサイシン タコス、サルサなど 鮮やかな赤色と強い辛味
パプリカ ハンガリー カプサイシン パプリカパウダーとして、料理に使う 甘味とほのかな辛味
ローリエ 地中海 1,8-シネオール シチュー、スープ、煮込み料理など 爽やかな香り
ワサビ 日本 イソチオシアネート 寿司、刺身など ツーンとした辛味と刺激的な香り
山椒 日本 サンショオール うなぎ、天ぷらなど 爽やかな柑橘系の香り
バードペッパー ブラジル カプサイシン フェジョアーダなど ハバネロよりも辛いと言われる
スコッチボンネット カリブ海 カプサイシン カリブ料理など 世界一辛い唐辛子の一つと言われる

 

 

これを見ますと、すべての辛味成分はすべて脂溶性ということがわかります。

つまり、油(脂肪分)に溶けやすい性質を持っているということです。

なので、辛さを和らげる飲み物は、脂肪分の高い飲み物がよいということになります。

なぜなら、辛味が舌に到達する前に、辛味成分が飲み物に溶けて、舌への刺激が緩和されるからです。

ただし、辛味成分を含んだ飲み物は胃に流れていきますので、全体として辛味成分を摂取する合計量は同じです。

さて、

日常、簡単に手に入るものとしてオススメは、牛乳、ヨーグルト、アイスクリームです。

以下にそれらに含まれる脂肪分をまとめました。

それらの中では、アイスクリームが一番、脂肪分が多いです。
なので、辛いものを食べるときは、アイスクリームが一番オススメということになりますね。

牛乳、ヨーグルト、アイスクリームの脂肪分比率比較表

乳製品 脂肪分 種類
牛乳 3.5% 全脂
1.0% 低脂肪
0.5% 無脂肪
ヨーグルト 3.5% 全脂
0.5% 低脂肪
0.0% 無脂肪
アイスクリーム 10.0% バニラ
8.0% チョコレート
4.0% 脂肪分カット

ちなみに、インド料理でよく出るラッシーは、牛乳とヨーグルトを混ぜたものです。

ラッシーになにをトッピングしたり混ぜるかによって脂肪分は変化しますが5%〜10%ぐらいと考えられます。

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